中高生のセックス事情:性欲自体が減少しつつある?

記事の著者:編集部

現在の中高生のセックス事情。昔に比べてインターネットが発達して、セックスに関する知識を手に入れやすくなったと言われています。

マスメディアで言われているように、若者の性の氾濫やセックスの低年齢化は実際に起きているのでしょうか?

高校生の性交経験者は減っている

2014年に東京都性教育研究科が実施した調査によると、2008年の調査と比べて、高校3年生の性交経験者は大幅に減少しました。

中高生の性交経験者は以下の通り。

中学1年男子 0.6% 中学1年女子 1.0%
中学2年男子 2.2% 中学2年女子 1.1%
中学3年男子 6.9% 中学3年女子 3.4%
高校1年生男子 11.8% 高校1年生女子 9.8%
高校2年生男子 21.1% 高校2年生女子 16.2%
高校3年生男子 27.6% 高校3年生女子 18.1%

中学生から高校生と学年が上がるに連れて、性交経験者が増えていることが分かります。

しかし2008年時の高校3年生性交経験者は男子45%、女子40%を超えていたので、それに比べる大幅に減少していることが分かります。

これは性交に対する考え方を調査した結果とも符合しており、性交に対して否定的な見解を持っている男子高3生は17.3%、女子は21.7%と、過去3回の調査のなかで最も高く、肯定的な意見も最も低い結果に。また「性交を考えたこともない」という男女も増えているため、そもそも欲求が減っていると考えるのが自然です。

このことから世間で言われている「青少年の性が乱れている」という意見は、根拠が薄いと言えます。

最近の中高生のセックス事情

SNSを通じて知り合う

昔の高校生は同じ学校や塾に通っている同士で付き合うことが多かったですが、最近はSNSを通じて知り合った人と付き合うことも増えています。

ほとんどの中高生がスマートフォンを所持しており、LINEなどのメッセージアプリやTwitter、InstagramなどのSNSを使っています。

彼らの日常にはそういったアプリが溶け込んでおり、以前に比べて知らない人とコミュニケーションをすることに抵抗がなく、実際会うことも問題にはなりません。

一方で、ネットを使った中高生に対する性犯罪は依然として脅威であり、注意が必要です。

ネットを通じて情報を得る

昔、男子高校生がセックスの情報を仕入れるとなると、道端に落ちているエロ本や、友だちのお兄ちゃんから回ってきたアダルトビデオなどが主流でした。

しかし今はほとんどの中高生がネットからそのような知識を手に入れてます。

親が見ていないところでどんどんネットに接続して情報を得ているので、今の中高生の知識量は昔とは比較にならないと推測されます。

肌を密着させたい

実際にセックスする場面になっても、挿入まではせずに終えることもあるようです。

多感な時期なので、お互いの体を触ったり、こすり合わせたりするだけで高まり、絶頂を迎えることもあります。

異性の体を触りたい、という思いは本能や興味で持っていますが、行為の詳しい動きが分からなかったり、挿入は怖くてできなかったという子も多いのでしょう。

早く経験したがる

一人の人としかセックスをしないという貞操感よりも、人より一歩先を行きたい優越感や好奇心が勝って、同時期にいろんな人とセックスする子たちも多いです。

学校でかっこいい男子や可愛い女子と一度セックスすると、それがステータスに感じられますし、たとえ誰にも言いふらさずバレないようにセックスを繰り返している子であっても背徳感が嬉しくなったりします。

避妊をしない

セックスがしたいという好奇心は強いものの、それが大人たちにバレてしまったら怒られるであろうという認識と、思春期の恥ずかしさもあり、コンドームなどの避妊具を購入することは少ないです。

また、お店によっては未成年には売ってくれない場合もあります。

避妊具を買わない(買えない)、またはその知識がない、避妊の重要さを認識していない、これらも子どもが行うセックスの特徴でもあります。

実際、避妊をせずにセックスをしてしまい妊娠し、アフターピル(膣内で射精した後に飲むと妊娠を緊急的に回避できるピル)の存在を知らないままお腹がどんどん大きくなり、一人で産んでそのまま胎児を殺してしまったり捨ててしまう若い子は後を絶ちません。

自分本位になりがち

今ではレンタルビデオ店に行かずともパソコンやスマホで簡単にエッチな動画や写真を見ることができます。

そのため、アダルトビデオの影響を受けた自分本位なセックスになりがち。アダルトビデオはあくまでファンタジーであることを知りません。

そのため自分だけ気持ちよくなって、相手の気持ちを置き去りにしてしまうことも。

教室や外でする

中高生はお小遣いも少なく、実家ぐらしなので、セックスをしたいとなると場所に困りがち。

両親が共働きだったり、他の家族がいない間ならできますが、そんなチャンスはそうそやってきません。

そこで、放課後の空き教室や部室、あまり人の来ない空き地や公園など、お金はなくとも知恵を使ってどうにかセックスしようと考えます。