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姦通とは?世界の姦通罪を紹介

PARTNER編集部
公開, 更新 , セックス

姦通罪とは、配偶者以外の者と性的関係になった場合の罪のことです。かつては日本にも存在していたのです。おもに女性側に対する処罰の方が重く、男性の場合は夫がある女性と性的関係を持った時のみに姦通罪が適用されていました。

1947年に刑法の一部改正が行われ、男女平等の憲法に違反するとして夫の姦通も処罰するかが議論の対象になりました。結局はどちらにも処罰はしないという事が決まり、姦通罪は無くなったのです。しかし、世界では今でもこの姦通罪が存在している国があります。

世界の姦通罪

いまだに世界の価値観は統一されていません。国によって配偶者の不貞を重く見る国はあります。また、男女差別もまだ根強い国もあります。宗教的なものやまだ未発展の国も世界には存在します。日本でも姦通罪を適用していた時代もありました。

まだまだ、世界は発展途上の途中なのです。経済的な問題よりも精神的な部分の差が国によってまちまちなのが現実です。では、いまだに世界に残る姦通罪を見ていきましょう。

フィリピン

日本よりも女性の進出が著しい国ですが、女性への偏見はまだ色濃く残っている国です。女性の浮気には厳しいのに対し男性の浮気には甲斐性という形で容認されることが多いのです。これは一部の日本でもまだ残っている考え方です。

そのため刑の重さに男女差がはっきりと出ています。女性の場合、姦通罪は最高で6年の禁固刑になります。片や男性は最高で4年禁固刑です。2年の差は大きいですよね。

台湾

台湾は親日家として有名ですが、性に対する考え方は違っています。この国の人の8割は今現在でも姦通罪に賛成をしています。そんな台湾の姦通罪は1年以下の懲役になります。これは男女ともに同じです。

但し、台湾ではその配偶者と性的関係になった者にも同様の姦通罪が適用されています。姦通罪を立証するためには証拠が必要となるため、探偵などを使って証拠集めをする必要があります。

イラン・パキスタン・アフガニスタン・ソマリア・ナイジェリア

こちらの国の姦通罪は、通姦、不倫をすると罪になります。その刑法も独特で「石打ちの刑」というものがあります。石打ちの刑とは下半身を土に埋めて動きが取れない状態にして、石を投げつけるのです。これは罪人が死ぬまで続けられるのです。

即死が出来ないようにこぶしや頭ぐらいの石をぶつけるように決まっています。苦しみを伴う死刑といっていいでしょう。この石を投げるのは一般の民衆です。見せしめ的な要素があるのでしょう。また、民衆はこの刑を楽しんでいるところがあります。

かつてヨーロッパでも死刑を娯楽のように見物する時代がありました。楽しみの少ない時代の習慣です。人道的に考えると問題がありますが、このように現在でも娯楽感覚で死刑を見物する国があるのです。元来人間は残酷な生き物かもしれません。

この石打ちの刑も罪人が美人であるほど民衆は盛り上がるそうです。飲食店が出店したりとお祭りのような雰囲気で処刑が行われているのです。

ブルネイ

ブルネイでは2014年から新しい刑法を段階的に施行しています。その中で姦通罪もそれに当てはまっています。浮気をすると罰金刑や禁固刑が科されますが、今後は石打ちの刑も導入される予定になっています。日本人からすれば時代を逆行しているような刑法に思えるのではないでしょうか。

なぜこのように姦通罪が重くなっているのかというと、近年、東南アジアでは不倫問題が深刻化しているという背景があります。2013年にはベトナムでも不倫問題を改善に導くために姦通罪が適用されるようになっています。

従順なイスラム教徒が多い国では、男女の性的関係や同性愛など、性に関連することに対しては法律も教徒たちの非難も厳しいのです。他にブルネイでは2013年にボルキア国王がイスラム教徒を対象に、石打ちの刑の他に手の切断をすることを発表しています。

インドネシアでも姦通罪としてむち打ちの刑に処することが法案で認定されたばかりです。

男女の性に関する価値観の違い

男女の性に対してオープンな西洋諸国や日本に比べて、イスラム教徒の多い国では性は未だに閉鎖的にとらえられています。その為に不貞という行為を重く見る傾向があるのです。法的に処罰をしなくてはならない環境もあるのです。世界は近くなり狭くなったと言えど、まだまだ価値観の違いは大きいのです。