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接吻による性病・性感染症の種類・症状

PARTNER編集部
公開, 更新 , 避妊・性感染症

接吻ぐらいでは性病にならないと思っている人が多いのではないでしょうか。特に日本は性に関する情報が伝わりにく、間違った知識を持っている人がたくさんいます。ネットなどで調べる習慣がある人ならまだしも、偽情報に振り回される人もいます。

接吻で、どんな性病にかかる可能性があるのか、その症状はどのようなものかをご紹介します。自分でも気をつけなくてはならない部分もありますから、知っておくと性病を避けることもできます。

接吻による性病の種類

接吻でも唇を軽く押し付けるようなものでは性病に感染することはありません。問題なのはディープキスなどの激しい接吻の場合です。舌などを入れるような接吻の場合、相手の唾液が入ることになります。もしも相手が性病保持者であった場合には感染してしまいます。

性器ヘルペス・口唇ヘルペス

単純ヘルペスウイルスの感染によりうつる病気です。これに感染すると口の周りや性器に水ぶくれやただれが起こります。この症状が出る場所によって口唇ヘルペスと呼ぶか性器ヘルペスと呼ぶかに分かれています。

ヘルペスは、ケガや傷がある場合には皮膚感染もすることがあります。感染力は高い上に現代の医学ではこのウイルスを完全に排除することが出来ません。薬で症状を抑えることとウイルスの増幅を抑えることは出来ます。

B型肝炎

B型肝炎ウイルスが体液や血液を介して感染する病気です。激しい接吻などでも少量の血液の付着があると、感染する可能性は高くなります。このウイルスはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)よりも50倍から100倍も感染力が高いのが特徴です。

B型肝炎ウイルスに感染すると、全身に倦怠感が現れ食欲不振、嘔吐などの症状が起こります。この症状が続きやがて黄疸が現れる人もいます。肝臓の腫大が見られる人もいますが、自覚症状のないまま治ってしまう人もいます。

咽頭クラミジア

クラミジア・トラコマチスという細菌に感染することで発症する病気です。感染する場所が咽頭と性器なために接吻で感染することがあります。喉に感染した場合には症状がわかりにくいために感染したのを気付かずに他の人にうつしてしまう事があります。

初期症状としては、咽の腫れ、扁桃腺の腫れ、咳、発熱、痰などの症状が起こりますが、風邪と似た症状なために見逃してしまう事が多くあります。

咽頭淋病・マイコプラズマ感染症・ウレアプラズマ感染症

こちらも咽頭クラミジアと同じくディープキスなどによって感染する可能性の高い性病です。症状は喉の腫れ、痛み、発熱など咽頭の炎症によるものがほとんどです。そのため、感染していても気づかないで他の人にうつしてしまう事が多くあります。

梅毒

体液などの粘液から感染する病気です。梅毒の人とディープキスなどをするとそこから病原菌が入り込みうつってしまいます。梅毒は怖い病気で進行すると心臓、血管、神経、精神、目に重い障害が現れ死に至ります。

ペニシリンの発見により最終段階まで行ってしまう患者はいなくなりましたが、一度なっても何回でも感染しますから不特定多数の人との接吻は避けるべきです。

初期症状は、感染から3週間後に現れます。陰部や唇など感染した部位に小さなしこりや腫瘍が出来ます。その後、股の付け根のリンパ節が腫れてきます。放置しておくと2~3週間でこの症状は消えてしまうので注意が必要です。

梅毒は血液の中にまで入り込んでいきます。最終的には全身に広がり3ヶ月後には発疹という形で現れてきます。顔や手足に「バラ疹」と呼ばれる赤茶色のぶつぶつが出来るのです。

接吻で性病にかからないために

これらの性病は、最近になり急激に増えています。ディープキスやオーラルセックスをする人が増えたことと、特定のパートナー以外との性交渉をすることが原因といわれています。特定の人がいてもその相手が不特定多数と性行為を行い性病に感染しているとうつる危険性もあります。

症状が出たらすぐに専門医を受診することと、治るまでは性交渉やディープキスなどの感染するような行為はしないことです。接吻ぐらいでと思う方もいますが、問題は唾液などの粘液が問題なのです。感染源は全て粘液からとなります。

そこに注意しておくことで性感染症にかかるリスクはかなり激減するはずです。もしかかってしまっても恥ずかしがらずに病院の診察を受けるように心がけましょう。