処女でも妊娠する可能性はある?妊娠を勘違いする理由

処女でも妊娠する可能性はある?妊娠を勘違いする理由

PARTNER編集部
公開, 更新 , 処女

女性が妊娠には、必ず男性との性行為やセックスがあります。膣内から子宮に精子が入り込まなければ卵子は受精することが出来ず、毎月の月経として排出されるので妊娠することはないのです。

しかし、異性との性行為をもったことがない「処女」であるのにもかかわらず、妊娠してしまったと思い込む女性も存在します。一体何故なのでしょう?

なぜ処女で妊娠という勘違いが起こるのか?

大半の女性は学校の性教育や、思春期特有の性への興味からインターネットや雑誌で調べるなどして「セックスにより膣内に射精されると妊娠する可能性がある」ということを学びます。

逆にいえば「膣内に射精されなければ妊娠はしない」=「セックスをしなければ(処女であれば)妊娠しない」と普通は考えるはずです。

なお、正確には膣外射精でも妊娠する可能性はあります。男性のいわゆる「ガマン汁・先走り」と呼ばれる「カウパー腺液」。カウパー腺から分泌された直後のカウパー腺液には精子は含まれていませんが、射精に備えて精管膨大部に蓄えられた精子が射精以前に尿道に排出されていることがあります。

つまり、カウパー腺液に精子が含まれている場合があるのです。ですから、カウパー腺液が分泌されている状態のペニスを膣に入れた時点で妊娠の可能性が存在することになります。

膣外射精をしたからといって、避妊することにならないのはこのためです。

処女で妊娠したと考えてしまう女性はそもそもセックスを行なっていないはずですので、上記の膣外射精のような「避妊をしていない」「避妊の失敗」ということは考えられません。

それではなぜ「妊娠した」と思い込んでしまうのでしょうか。

聖母マリアの処女降誕

「マリアは処女のまま子を身ごもり、ベツレヘムで神の子であるイエス・キリストを出産した」

キリスト教に詳しくない方でも一度は聞いたことがあるのでは。聖書に記されたこの逸話から、処女懐胎は神秘や奇跡の象徴とされてきました。

処女で妊娠をする、という勘違いのひとつには聖母マリアのように神の子を身ごもった、というものがあります。

妊娠妄想

自分の身体のなかに、自分以外の命が芽生えるという妄想を抱くことです。

その命は神の子(救世主)であったり、先祖の生まれ変わりであったり様々ですが、大きな特徴は「ただの人の子ではない特別な命を授かった」と女性が考えることにあります。

後述する想像妊娠とは違い「お腹の中の子供が語りかけてくる」「何かしらの命令をしてくる」などという状態を訴えることも多く、特に何らかの宗教を強く信仰している女性に現れやすい傾向があるようです。

妊娠妄想が非現実的な思い込みであるとするならば、現実に深く根ざした処女懐胎の思い込みも存在します。

想像妊娠

想像妊娠とは、妊娠に対する過度の願望や恐怖によって、妊娠していないにもかかわらず様々な妊娠時の兆候が見られる心身症状の一種です。

子供がほしいと強く思っているのにパートナーがセックスに応じてくれない場合などに想像妊娠の症状を呈したという例や、レイプをされかかった女性が妊娠を恐れるあまり想像妊娠に陥ったという例もあります。

想像妊娠では個人によって差はありますが、実際に妊娠したのと同様に、月経が止まる、つわりが起こる、母乳が分泌される、下腹部が膨張する、といった状態が見られるのですが、これらはホルモンの作用によるものです。

不安定な精神状態がホルモン分泌に影響を及ぼすことによって妊娠と同様の症状が現れるのですから、人間の身体とは不思議です。

想像妊娠の場合、医師の診断を受け「妊娠していない」という事実を認識すると症状は徐々に消えていきます。

実際にあった処女での妊娠

本来ありえない処女の妊娠ですが、処女のまま妊娠(出産)したという事例もいくつか報告されています。

アフリカ南部・15歳の少女の例

1988年、アフリカ南部のレソトで15歳の少女が下腹部の痛みを訴え病院を訪れました。少女には妊娠の自覚がなく、セックスをした覚えもないと訴えます。

しかし、医師が診察した結果、少女はまぎれもなく妊娠しており下腹部の痛みは陣痛に間違いありませんでした。

診察の際に判明したことですが、少女は先天的にミュラー管無発生という非常に珍しい疾患をもっていました。この疾患は女性に生じ、子宮や膣が未発達であるか欠損しているという障害が発生します。

少女の場合は膣が欠損していました。セックスをした覚えがないという訴えも納得できます。

それではどうやって少女は妊娠したのでしょうか。

看護師が少女に聞いた話によると、当時付き合っていた彼氏といい雰囲気になりましたが膣のない少女はセックスが出来ず、フェラチオをしたそうです。

そこへ運悪く少女の元カレが現れ、怒った元カレは少女の腹部をナイフで突き刺しました。少女はすぐに病院へ搬送され、一命を取り留めたのだそうです。

この話から医師は「少女は彼氏の精液を飲み込んだ直後に腹部を刺されている。搬送された病院で傷の手術を受ける前に、飲み込んだ精子が胃から流れ出して卵巣までたどり着いたのではないか。その時、少女はほとんど何も食べていない状態で胃液が少なかったことも妊娠の可能性を高めたと推測される」と結論付けました。

中国・20代の女性の例

2019年2月15日、中国貴陽市の女性が急な腹痛を訴え、両親に付き添われて病院へ担ぎ込まれ妊娠が発覚、帝王切開で元気な男の赤ちゃんを出産しました。

女性はふくよかな体型であったため、自分のお腹が大きくなっていることに気付かなかったのだそう。

しかし女性は、自分は極度の男性嫌いで男性と付き合ったこともなく、ましてやセックスなど論外だと主張したのです。

セックスの記憶がなくとも、例えば泥酔した際に強姦されたという可能性も示唆されましたが、女性はアルコールにアレルギーがあり、飲酒をすることはないと訴えました。

結局、女性は出産した男の子を自分の子とは認めず、女性の両親が引き取るという結果になったそうです。

このケースでは女性が一貫して男性との接触はしていないと主張し、なぜ妊娠したのかは謎のままとなっています。

処女で妊娠するということは科学的にはあり得ませんが、女性の妊娠に関してはまだ不思議な部分が多く残っているようです。

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