オーラルセックスの種類やリスクを紹介:挿入しなくてもゴムは大事

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PAETNER編集部
公開, 更新 , 避妊・性感染症

オーラルセックスは普段意識していなくても、行為自体は性行為のなかで当たり前のように行われています。厚生労働省の調べでは、7割以上の男女がオーラルセックスの経験があると答えています。

ただ、一般的ではありながら、リスクがある程度高い行為であるのも事実。今回は、オーラルセックスの種類やそのリスクについて解説していきます。

オーラルセックスとは

オーラルセックス(口内性交) とは、唇や舌を使って性器の愛撫を行う性行為全般のことを指します。男性器を女性器に挿入する本来のセックスの前戯として行われることが多く、現在ではとてもメジャーな行為とも言えるでしょう。

オーラルセックスの種類

オーラルセックスの種類は、大きく分けて3つあります。「フェラチオ」「クンニリングス」「シックスナイン」です。

フェラチオ

男性器を、口内や舌で愛撫する行為です。今では性行為の中でも一般的な行為として認知されており、ある調べでは男性の9割がフェラチオが好きというデータもあります。

中には、女性器に挿入するよりもフェラチオの方が好きだという男性もいるほどです。フェラチオ好きな女性ももちろんおり、フェラチオしながらオーガズムに達する女性もいます。

クンニリングス

女性器を唇や舌、あるいは歯などで刺激して快感を与える行為、通称「クンニ」。日本人男性は世界的に見てもクンニが好きなよう国民性のようで、ラブグッズ販売を行う「ラブコスメ」の調査では、男性の85%が「クンニが好き」と答えています。

一方女性はといえば、恥ずかしがる女性もいますが、一方で「クンニされるのが好き」という女性は多いです。

シックスナイン

フェラチオとクンニリングスを同時にする行為。女性と男性が重なるか横向きの態勢になって、お互いに口や舌で性器を刺激し合います。

オーラルセックスのリスク

セックス中の前戯として、オーラルセックスはとても一般的になりました。セックス中に、オーラルをしていない人の方が少ないでしょう。

しかしこのオーラルセックス、リスクもあるのです。それはズバリ「性病のリスク」です。

その感染ルートは大きく分けて2つ。

一つは「性器についている菌が、口腔内に入って感染してしまうもの」、そしてもう一つが「口腔内にある菌が、性器に感染してしまうもの」。どちらのパターンも起こり得ます。

オーラルセックスで感染する可能性のある性病

淋菌感染症

淋菌を病原菌とする病気。近年では、オーラルセックスが一般的になってきたため、女性の喉から検出されるケースも多いです。

感染後、2日〜7日ほどの潜伏期間を経て症状が出てきます。男性は尿道炎(尿が出るときに痛みを感じる、尿道口から黄色い膿が出るなど)、女性は子宮頸管炎が起こります。

注意したいのは、女性は自覚症状を感じない人も多いという点。その間に骨盤腹膜炎を発症し下腹部に猛烈な痛みを感じるケースもあるので注意が必要。感染確率は30%以上と、割と高い確率です。

クラミジア感染症

男性、女性ともに自覚症状がないことも多い病気。淋菌感染症と感染部位などは似ていますが、潜伏期間も1〜3週間と長く、見過ごされることも多いです。

ただ、軽くみてはいけないのもこのクラミジア感染症。症状が長引くと、不妊症の原因になることも。

クラミジア感染症の感染症確率も20〜30%と言われており、決して油断できません。

梅毒

口腔内や唇に症状が表れることもあり、フェラチオやクンニなどでうつりやすい感染症とも言えるでしょう。

梅毒トレポネーマという菌が、口腔内などに変化を起こします。3週間ほどの潜伏期間ののち、初期のうちはしこりやリンパの腫れなどの症状がでます。

そのあと自覚症状は少なくなりますが、治ったわけではなく全身に感染していく可能性があるので、注意が必要です。

ヘルペス感染症

フェラチオから感染する可能性が高いと言われる感染症。唇や口腔内に水泡やただれができ、痛みを伴います。やっかいなのが、治っても再発する可能性があるところ。

潜伏期間は2〜5日と言われています。

オーラルセックスのリスクを減らすには

男性であれば、フェラチオのときでもコンドームをつけるのが有効です。とはいえ、オーラルセックスのときにコンドームをつけているのは少数派でしょう。

生のフェラチオやクンニはとても気持ちいいものですが、感染症のリスクについて考えると、コンドームをつけてのオーラルセックスの方が安全なのは間違いありません。

女性用のコンドームや、オーラルセックス専用のコンドームなんてものもあるので、感染症のリスクを減らしたいのであれば一考の余地はあります。

そして、不特定多数の相手とのセックスは控える、ということも大事でしょう。

多くの違う相手と性行為をするということは、病原菌を持っているかもしれない相手と接する可能性も高くなるということ。パートナーがいる人は、その相手とのセックスを深く濃く楽しむようにしてみましょう。

そして、もし自分が性感染症にかかったと思ったら、早めに病院に行き治療を受けましょう。男性であれば泌尿器科、女性であれば婦人科へ。

もしパートナーがいて性感染症にかかった人は、パートナーと二人で病院へ行くことをおすすめします。相手が感染している可能性もあり、もしそうであれば、どちらかが完治しても結局はまた感染してしまうことになりかねません。

オーラルセックスは、本来セックスの興奮度を高めあうための行為。安心して、楽しいセックスライフを送りたいものです。

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