花魁とはどのような存在だったのか?花魁の歴史やしきたりを紹介

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PAETNER編集部
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花魁と言えば、華やかな着物に身を包み、高い下駄を履き、街を練り歩く姿をイメージします。言ってしまえば風俗嬢ですが、現代では花魁のコスプレをする女性がいるなど、その独特の存在が人気を集めています。

この記事では花魁の歴史や、しきたりについて迫っていきます。

花魁とは

花魁とは吉原遊廓の遊女で位の高い者を意味します。今では吉原と言えば高級ソープで知られる町です。「おいらの所の姉さん」と呼んだことから花魁と呼ばれるようになりました。

花魁を華やかな女性だと想像する人も多いですが、現実は身売りや性病が蔓延しており、決して豊かな人生ではありませんでした。華やかに着飾って人気を得た女子だけが花魁という地位に上り詰めることができます。

花魁のゴールは「身請け」

花魁の幸せなゴールは身請けです。身請けとは、お客さんである男性が気に入った遊女を買い取り仕事を辞めさせることを意味します。楼主と身請けの交渉をして決まりますが、大名クラスのお金持ちでなければ見受けは叶いません。

大商人はそろばんや読み書きができる花魁を見つけて、自分の妻として身請けするケースはありました。

花魁になるには年数が必要

花魁になるには最低三年かかります。花魁が見せる歩き方として「八文字」があり、難しい足運びをするため習得には三年以上かかるのが一般的です。

美しい女性として歩き方や接し方、表情の作り方など花魁になるための技術を習得しなくてはなりません。「八文字」は内側から足を踏み出すため動きが小さく、おしとやかな印象を与えることができます。

何か一つでもかけていれば花魁としての地位を獲得することはできないでしょう。花魁の歴史として残っている「八文字」の歩き方以外にも、さまざまな歩き方があったと考えられています。

花魁のしきたり

花魁のしきたりの一つに、客が三回通わないと肌を許さない風習がありました。一回目、二回目、三回目で客の呼び名が変わります。初会(1回目)裏(2回目)馴染み(3回目以降)になり始めてプレイすることができたのです。

現在のお金の感覚で表すと100万円以上はかかるため、貴族やお金がある人しか吉原で遊ぶことができませんでした。今でも吉原のソープは高級で一回数万円から数十万かかるお店も多いで、花魁の時代からの名残があるのでしょう。

花魁の歴史

花魁という言葉は18世紀まで存在しませんでした。花魁と呼ばれる以前は「太夫」「傾城」という呼び名があり、城が傾くほどお金がかかる女性を表していました。

花魁には階級があった

花魁になった後にも階級がありました。「呼出し」「昼三」「付廻し」と呼ばれる遊女で3つの階級に分類されます。「振袖新造」という見習の遊女をつけた最高級の遊女になると、会うのに揚屋を通さなくてはなりません。

遊女は1000人以上いて「振袖新造」になれる遊女はたったの数人しかいないため、貴族やお金持ちが遊びに行くケースも多いと言われています。

江戸後期以降の日本一の遊女を有した吉原ですが、大阪や京都、長崎にも多くの遊女がいて階級の分け方や呼び名が違っていた歴史があります。今の日本の風俗でもプレミアランクやゴールドランクなど、嬢によってランク付けされているでしょう。吉原の古い歴史が現在も語り継がれているのです。

庶民は局見世で楽しむ

大名や貴族ではない庶民は局見世(つぼねみせ)という売春宿で気に入った娘と性行為を楽しんでいました。値段が高くない特徴や、自由に価格設定できるため庶民でも性を満たすことができたのです。

長屋の中の遊女を確認して、気に入った遊女がいれば買って一晩を楽しむ流れになっています。売春宿にたくさんの男達がいる様子が「其俤錦絵姿」として描かれていて、今では想像できない光景が味わえます。

売春防止例が発令されて局見世は壊滅してしまいましたので、現在は同じ売春宿の光景は残っていません。

安い値段で本番行為ができる形態では「たちんぼ」と似ている特徴があります。新大久保や町田、黄金町でたちんぼする外国人女性が今でも存在します。

意和戸(いわと)

意和戸(いわと)はストリップの元祖です。江戸時代の意和戸では、女性が豪勢な衣装やメイクで着飾り、胸や陰部を出して踊りました。男性客の前で性行為したり、自慰行為したり、現在のストリップと似ています。

「それ突け、やれ突け」と場面に合わせて声を上げる特徴があり、一体感を楽しめる場所でした。意和戸は、日本神話で隠れた天照大神に出てきてもらうことが名前の由来になっています。

社会や日本史の教科書では出てこないため、日本の以外な歴史として認識できるのではないでしょうか。江戸時代は今より生産業が活発であり、セックスを楽しむ文化だと言えるでしょう。

また、吉原だけではなく普通の町中で売春して稼いでいた娘も多かったと言われています。売春を防止する法律が発令されるまでは、エロスで盛り上がっていたのが江戸時代です。

花魁のプライド

花魁はプライドが高いです。遊女のトップとしての地位であり、帯の結び方や歩き方、男性との接し方など全てにおいてプライドの塊と言っても過言ではありません。

囲碁、茶道、華道、歌舞などの一通りの芸事をマスターしており、学問においても高い知識があった花魁も多いです。大名や貴族と会話するためには高い学問の知識が必要なので、花魁になるのがいかに難しいかが分かるでしょう。

帯は前結び

花魁の浴衣の帯は前結びになっています。理由は脱がせやすいようにすることや、上流階級の女性たちは自分の手で家事をすることがなかったからです。また、上流階級の女性への憧れから吉原で帯を前に結ぶ方法が流行りました。

まとめ

花魁は、現在の風俗やソープの原型であり、江戸時代の性産業の発展に大きく寄与したと言えるでしょう。花魁は知れば知るほど奥が深く、美しさを築くために積み上げた努力は賞賛に値すると言えます。

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