日本における混浴の歴史・世界の混浴事情

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温泉大国と呼ばれる日本でも、混浴はひときわ異彩を放つ文化です。

日本の公衆浴場の文化は世界に誇れるものであり、混浴文化についても日本は特殊な歴史を歩んできていると言えるでしょう。国際化の進む今日だからこそ、日本が誇る混浴文化について見ていきましょう。

混浴大国・日本

外国人が驚いた江戸の混浴

江戸時代の日本では混浴が日常的に行われており、日本史の中で混浴が最も盛んに行われた時期でした。江戸時代以前では混浴が行われていたという説もあるものの、ふんどしなどの下着をつけて入浴していたとも言われています。

混浴の文化は外国人の目には非常に珍しく映りました。1853年に日本に来航したアメリカ合衆国海軍提督ペリーは自身の著作「日本遠征記」の中で、混浴の習慣について触れています。

ペリーが混浴に寄せた反応は否定的なものでした。ペリーは日本人のモラルの高さを評価していましたが、混浴については「淫蕩」という言葉を用いて日本人の道徳心を疑っています。

ペリーをはじめ外国からの否定的な反応を重く見た江戸幕府ならびに明治政府は混浴の禁止令を度々発布します。混浴の禁止令は十数回にわたって発布されており、当時の風習がそれだけ根強かったことがわかります。

加えて、銭湯側が男女別の入浴形式を嫌がった理由として、コストの増加が挙げられます。男女別の入浴では燃料も水も倍必要になってしまうため、敬遠されました。

実際には、江戸時代の人々は混浴の中で間違いを犯すことはありませんでした。当時の市民は男女が同じ浴室の中にいたにも関わらず、性的な事件を起こしていません。江戸時代は性に奔放な時代でしたが、湯屋の中では性的な行いは皆無でした。

現代まで続く混浴文化

江戸幕府と明治政府が熱心な取り組みを見せたにも関わらず、混浴の完全な根絶は不可能でした。都市部で混浴がなくなったのは明治末期のことです。地方ではそれまでの習慣が優先され、混浴が続けられる地域もありました。

混浴が再び勢いを盛り返したのは、戦後の高度経済成長期になってからと言われています。当時は地方に残っていた混浴の習慣を観光資源として売り出す場合があり、旅行ブームも手伝って都市部から人を呼び込むことができました。

ヨーロッパでは全裸混浴は禁止

ローマ帝国で途絶えた混浴文化

混浴の歴史に関しては、日本よりもヨーロッパの方が歴史は古いです。ヨーロッパでは古代ローマ時代初期から混浴が行われていました。

ただ、古代ローマでは古代ローマ中期(1世紀ごろ)からは混浴が取り上げられ、時間によって男女別の入浴がなされるようになりました。その後、キリスト教が広まると、混浴はふしだらな習慣として断罪されます。

以降、ヨーロッパにおいては厳格な性倫理が適用されるようになり、混浴施設は姿を消しました。 現代に至るまで、男女が全裸で一緒に入浴する混浴施設は現れていません。

現代のヨーロッパでは、男女両方が水着を着た上で入浴する混浴施設が主流です。ロシアやニュージーランド、チリといった諸外国でも水着を着て入浴する形式が一般的です。全裸で入浴する日本は相当珍しい形です。

サウナなら全裸もアリ

ただ、外国の全ての入浴施設で水着を着なければいけないわけではありません。例えば、ドイツやフィンランドといった北ヨーロッパに存在するサウナでは、作法が異なります。

北ヨーロッパに存在するサウナでは多くの場合、タオルを巻いて利用します。中には全裸で利用できるサウナも存在するため、日本以上に開放的な光景が広がることもあります。

こうしたサウナ施設はフィンランド・ノルウェー・スウェーデンといった北欧三国で特に盛んです。特にフィンランドのサウナには2000年の歴史があると言われているため、古くから混浴の文化も存在していた可能性もあります。

絶滅しそうな混浴施設

日本国内では、現在混浴施設が減少の傾向を見せており、このままでは消滅するかもしれません。現在、国内で営業を続けている混浴温泉施設は2015年の時点で500軒を割り込んでおり、勢いは今も衰え続けています。

マナーの悪化が一番の敵

減少の理由として、まず第一に挙げられるものは、新しく混浴温泉施設を作ることが許可されていないというものがあります。公衆浴場法という法律の中では浴槽を男女別にする旨が記載されており、これに抵触する混浴施設の新造は認められていません。

次に大きな理由として、利用者のマナーの問題があります。混浴施設はエロティックな印象が先に立ってしまい、下心のある人物に悪用されるおそれがありました。

中でも「ワニ」と呼ばれる利用客が問題視されています。ワニとは入浴してくる女性を湯船につかりながら待っている姿を動物になぞらえたもので、卑しい姿勢が他の利用客に敬遠されました。

ひどいユーザーになると、女性にわざと局部を見せて楽しんだりと性犯罪まがいのことをしてもいました。その他、業者によってアダルトビデオのロケ現場として使われた事例もありました。

こうした利用マナーの低下によって、閉鎖に追い込まれた混浴温泉施設も存在します。ある混浴施設が閉鎖すると悪質ユーザーも他の混浴施設に向かうため、また別の場所が閉鎖するという悪循環もありました。

混浴を未来に伝えるために

現在、温泉施設の経営者は混浴温泉を大切な文化として引き継ごうとしており、様々な工夫を凝らしています。その工夫の内容の多くは女性入浴者への配慮が中心的です。

例えば、女性専用の湯あみ着の配備、女性専用の浴場入口の配置、視線が気になりにくい浴室構造の設計などがあります。その他、特定の泉質の温泉では、にごりのある泉質を女性向けのセールスポイントとしている場合も存在します。

混浴施設はお互い全裸で入るため、特に紳士的な振る舞いが要求される場所です。混浴文化を守るためには、ルールを守った入浴が必要となります。

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