コンビニからエロ本が消える事情:大手コンビ二3社も取り扱わない方針に

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PAETNER編集部
公開, 更新 , 男のオナニー

昔はよく道端に落ちていたエロ本。かつては性欲を満たすためのメディアとして有用でしたが、スマートフォンの普及などにより、今日では利用者が激減しました。

近い未来、コンビニからエロ本が消え去っているかも。この記事ではエロ本の未来について紹介します。

エロ本はいずれ消える?

現在、コンビニのエロ本売り場が急速な縮小を見せています。その理由としてはまず第一に、需要が減ってきていることが挙げられます。

現在コンビニに置かれているエロ本の売り上げは1日1冊か2日に1冊であると言われています。エロ本一冊の単価が1000円ほどであることを考えると、1ヶ月で3万円ほどの売り上げであるため、なかなか厳しい数字であると言えます。

需要が減ってきた理由としては、インターネット環境の普及が関係しています。パソコンやスマホを使えばアダルト情報がいつでも得られますし、人と顔を合わせて気まずい思いをすることもないためです。

現在のエロ本の需要はインターネットにあまり馴染みのない年配男性読者によって支えられています。インターネット環境も無くスマホも持たない50代60代の男性が主な購買層であり、購入する雑誌ジャンルも熟女ものが多くなってきています。

今後購買層の高齢化によって、ますますコンビニのエロ本の需要は少なくなっていきます。若年層の読者の獲得も望めないため、エロ本というジャンルが消えるのは時間の問題です。

コンビニエロ本の歴史

コンビニとエロ本の関わりは古く、コンビニが日本に広まり始めた1980年代からすでに販売は始められていました。夜間など人目につかない時にエロ本を変えたい購買心理と24時間営業のコンビニは相性が良く好調な売れ行きを見せました。

加えてコンビニでエロ本が歓迎された理由としては、一緒に商品を買ってくれるからというものがあります。購買者の心理としてエロ本だけを買うのは後ろめたいのか、飲み物や弁当などを一緒に買う傾向がありました。

その後1990年代からは有害図書類の規制に関する気運が高まり、2004年にはエロ本にシールが貼られて販売されました。時代の移り変わりとともに風当たりが厳しくなり、2016年3月には堺市の対応が物議を呼びました。

この時堺市はコンビニで店頭販売されるエロ本にカバーをかけて販売する取り組みを始めています。堺市の取り組みに対しては、取り組みの有効性を疑う声や表現の自由の観点から反対する声が寄せられました。

2018年1月には大手コンビニチェーンのミニストップでエロ本の取り扱いが中止されます。

また翌年2019年1月にはセブンイレブンならびにローソンが、同年8月末までにチェーン店内の成人雑誌の取り扱いをやめる方針を発表しました。ファミリーマートも同年8月中の販売中止を発表しており、出版業界には大きな痛手です。

大手コンビニチェーンのエロ本販売中止は2020年の東京オリンピックにあわせた方針とも予想されています。これからもコンビニのエロ本事情にはには厳しい局面が待ち受けています。

コンビニエロ本不要論

需要の減少は別としてエロ本不要論を唱える人もいます。それらのエロ本反対者の論拠としては以下のものが挙げられます。

コンビニは公共の場

エロ本の購買者は成人男性が圧倒的多数を占めます。一方、コンビニエンスストアには女性や子どもなども訪れます。

エロ本の中には露出が激しいものや猟奇的な内容を扱ったものもあり、子どもに見せるには不適切です。また、そうした過激な内容は女性には見るに耐えない内容であることも多いです。

売れるからという理由だけで過激なエロ本を公共の場においていいかどうかは、議論されるべき問題です。少なくともエロ本を見たくない人への一定の配慮が必要なのは間違いありません。

外国に比べておおらか過ぎる

日本のエロ本販売事情は諸外国に比べてかなり規制が緩いと指摘されています。国によってはエロ本のゾーニングが徹底され、青少年の目の届かないところにエロ本が追いやられているところもあります。

例えばイタリアなどヨーロッパ諸国では、成人雑誌が子供の目の届かない高さに置かれるという対策がとられています。アメリカ合衆国ではそもそも置かれていないか、あったとしても目立たないように陳列されています。

一方、日本ではエロ本のコーナーがわかりやすく、子どもの目にも止まりやすい陳列方法です。そのため、規制の厳しい国から来た旅行者にとって日本のコンビニのエロ本販売コーナーは奇異に見えます。

中には明らかに不快感を覚える旅行者もおり、日本旅行の問題点として挙げられることも少なくありません。2020年の東京オリンピックでは、こうした問題点がさらに浮き彫りになると懸念されています。

もしもコンビニからエロ本が消えたら?

大した影響は無い

コンビニからエロ本が消えたとしてもさしてコンビニの営業にあまり影響はありません。コンビニの売り上げの中でエロ本の占める割合は3%から5%と言われており、定番商品とは言い難い数値です。

エロ本の出版社にとっては痛手ですが、ただでさえ出版不況の今日では発行部数が減ったところでアダルト産業に大した影響はありません。空いた需要にその他のアダルトメディアが入り込むだけです。

エロ本を残そうとする人もいる

文化の一つとしてエロ本を尊重する人もおり、エロ本の歴史を絶やすまいと努力する人がいます。また、電子書籍ではなく、エロ本を紙媒体で欲しがる人もいます。

このようにエロ本を評価する人は存在しますが、その数は決して多くありません。残念ながら、近い未来にはエロ本はコンビニから姿を消すでしょう。

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