ビニ本の歴史:当時はエロ本も自販機で売られていた?!

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PAETNER編集部
公開, 更新 , 男のオナニー

ビニ本は1970年代に流行したエロ本のこと。ビニ本のビニとはビニール袋のことですが、当時のエロ本はポリエチレン製の袋に包まれており、一種の流行語としてビニ本という言葉が生まれました。

ビニ本は今のエロ本とは異なり、一種のカルチャーであり、若者から大きな支持を集めていました。現在ではほとんど見る機会がなくなったビニ本ですが、当時のビニ本文化を振り返ってみましょう。

ビニ本とは

前述の通り、ビニ本とはビニール袋に入れられたエロ本のことを指します。1970年台当時、コンビニやちょっとマニアックな書店に並んでおり、思春期の男子たちから絶大な人気がありました。

もともとビニールに入れられるようになったのは、立ち読みを防止して購入を促したり、18歳未満の目に触れないようにしていたのが目的ですが、いつの間にかビニ本=エロ本という言葉が定着。

ビニ本は徐々に人気を拡大し、1979年に爆発的ブームになりました。当時は、出版社だけでも30以上あり、発行部数は月計130万~140万冊と言われていますが、現在では「ビニ本」は死後です。

インターネットの普及などにより、アダルト系の出版は減少傾向にあります。昔のビニ本が高い価格でネットオークションで売られているケースもあり、今では一つの都市伝説的存在になっているのがビニ本です。

ビニ本書店・芳賀書店

神田神保町がビニ本の中心地でした。ビニ本やアダルト商品で有名な書店が「芳賀書店」です。1936年に巣鴨で創業したこのお店は、もともと普通の書店でしたがビニ本好きなら一度は行ったことがあるはず。

1945年に空襲で被災してしまったため、神田神保町へ移りアダルトおよびイメージDVD・書籍・グッズの販売を開始します。

その中で大ブレークしたのがビニ本で、1980年代半ばには年商が24億円に達しています。東京都千代田区神田神保町2丁目7にある8階建て本店ビルの建設費は「5億円」でしたが、ビニ本の利益のおかげですぐにまかなえたというので驚きです。

しかし、アダルト業界はAV動画やネットへ移行していきビニ本は衰退してしまいました。今では取り扱っている店舗はほとんどなく、神田に数店舗残されているだけです。

ビニ本の自動販売機もあった

ビニ本の自動販売機は自販機本(じはんきぼん)と言われており、都心や繁華街に設置されていました。また、通常の書店とは違う販路になっており、書店では絶対に入手できないビニ本もあったので、それが消費者の心をくすぐり、大きな利益につながっていました。

販売員と対面して購入する気まずさがなかったので、奥手な人も気軽に購入できるメリットがあります。当時は2万台以上のビニ本自販機が設置されており、月産発行部数は推定165~450万部に達しています。

また、当時は「現金回収車が百円玉の重みでぶっ壊れた」という噂も流れており、自販機でビニ本を買うのが流行だったことが分かるでしょう。

ビニ本の価格は高め

ビニ本の価格は1,500円~3,000円と高めでした。中には1万円を超えるビニ本もありましたが、高くてもブーム中は飛ぶように売れたといいます。基本判型はA4判52ページで、オールカラーになっていて若い世代から絶大な人気がありました。

松尾書房という出版社が、1971年に「下着と少女」というアダルト本を出版し、これが日本でビニ本が生まれたきっかけになっています。高い価格で販売しても売れるため、書店の大きな収入源となっていて数億円規模で稼ぐ書店もありました。

ビニ本と裏本の違い

ビニ本と似た言葉に裏本という言葉がありました。

ビニ本は正規で発行された本であり、裏本は非合法でバレないように販売されている本です。ビニ本はアダルト表現に規制があったため、無修正の性行為などの画像は掲載できませんでした。

一方、裏本は非合法なので無修正で性行為している画像もあり、刑法175条に引っかかり逮捕される可能性もありました。ビニ本では陰部にはモザイクを入れていますが、裏本は無修正でモロ見えなので若い世代から人気が高かったといいます。

現在では、ネットで無修正動画をいくらでも見られる時代になってしまったので、ビニ本も裏本も需要は減っています。

裏本は新宿が拠点

ビニ本は神田神保町が拠点になってブームになりましたが、裏本は新宿歌舞伎町を中心にブームを巻き起こしました。また、ビニ本より過激な描写も多かったため、ビニ本の需要を奪ったとされています。

1980年代半ばにはビニ本の新作はほぼなくなり、発行元、印刷所が不明の地下出版物の裏本が流行します。今では裏本も衰退しましたが裏DVDや裏AVを販売しているお店は今も存在します。

歌手の谷村新司もビニ本にハマっていた

日本を代表するシンガーソングライターとして活躍している谷村新司さんもビニ本好きとして知られています。ビニ本をコレクションとして集めているほど好きであり、好きすぎてビニ本屋でバイトしていた経験もあるとカミングアウトしています。

TBSラジオ『たまむすび』に出演した時には5千冊もあったビニ本のコレクションの収集方法と、処分した際のエピソードを話していました。関西出身だった谷村新司さんはビニ本の文化を知らなかったため、上京して東京を訪れた時に魅了されたといいます。

新宿三丁目の地下にビニ本が飾ってあるお店があり、夢中になりコレクターになったようです。ネットでAVが見られる時代ではなかったので、ビニ本をオカズに自慰行為をする人も多かったのでしょう。

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