性的同意にまつわる誤解:家に来た=セックスOKではない

性的同意にまつわる誤解:家に来た=セックスOKではない

PARTNER編集部
公開, 更新 , セックス

昨今、カップルかどうかを問わず、「性的同意」にまつわる議論が頻繁に行われています。ただ、この性的同意という概念はまだ世間に浸透しているとは言えず、、まだまだ性的同意を得ずに行為に及ぶ人も少なくありません。

性的同意を得ずに行為に及んでしまうと、強姦という形で訴えられかねません。性的同意の概念について正しく理解していきましょう。

性的同意とは

性的同意とは、大まかにいうと、「性的な行為をしてもいいかどうか」ということを相手に確認すること。英語では「セクシャルコンセント」といい、欧米では一般的になりつつある概念です。

性的同意を得られない状態で性的な行為を行うと、それはセクハラ、あるいは強姦行為となります。強姦の裁判では両者の間に性的同意があったかどうか、という点で争われることがほとんどです。

性的同意が必要なことは、セックスだけに限りません。キスや愛撫といった、人によっては「軽いスキンシップ」ともとれる行為にも、性的同意は必要です。

もちろん、性的同意を取るからといって複雑な書類を通したり、ボイスレコーダーを使ったりする必要はありません。相手に性的な行為をしてもいいかどうか、ということを確認し、それに許可が得られれば問題がないのです。

なぜ性的同意が取り沙汰されるのか

性的同意がメディアによって取り沙汰されるのは、近年になってからです。SNSの普及によって、性的同意が様々なメディアで報じられるようになりました。

人と人がオンラインで繋がりやすくなったことにより、簡単に出会える文化が生まれ、それに伴って「そんなつもりじゃない」のに、セックスをしてしまう事態が発生しやすくなったことが原因の一つとして考えられます。

日本は、文化の下地として「行間を読む」「性的なことを口にするのは無粋である」というものがあります。この延長線上に、「家に来たからセックスしてもいいだろう」といったように、性的同意を得ないままセックスに発展しまうことが多くなったのです。

つまり性的同意とは、雰囲気や空気でセックスを行うのではなく、お互いにしっかりと同意を取ったうえで性的な接触をしようという、パートナーへの基本的なマナーと言えます。

家に来た=セックスできる、ではない

望まないセックスは「行間を読む」、「空気を読む」という文化が原因の一つ。男性目線では「誘惑している」と見えても、女性からすれば、「ただ見ていただけ」だったということも多いでしょう。

最も多いのが、「男性の家に女性が1人でやってきた」というパターン。こうした状況は、アダルトビデオや漫画などでも「期待していた」とされることの多い行為です。

しかし、女性側からすれば単純な興味で家に来ただけかもしれませんし、そもそも友達としか思っていない可能性もあります。家に1人で来たからといって、性的同意を得たわけではないのです。

もちろん、それは家に来て泊まっていっても、お酒を飲んでいても変わりません。明確に「したい」という言葉を口にしない限り、性的同意を得たわけではないのです。

これはカップル間でも同様のことがいえます。一緒の寝室で寝ていたとしても、まずはパートナーに「してもいいか」、ということを聞かなければなりません。

性的同意のとり方

性的同意は、相手に今から性的なことをしてもいいか、ということを聞けばいいだけです。しかしながら、雰囲気を大切にしたいと考えている人も多いです。

性的同意を取る側は「〇〇してもいい?」と、さりげなく聞きましょう。セックスではなく、キスやハグなら雰囲気を壊すことなく聞くことができるはずです。

それに相手が同意したら、「最後までしてもいい?」と聞きましょう。これで同意が得られれば、セックスの性的同意を得たことになります。

雰囲気が壊れる、口にするは少し恥ずかしいと感じる方もいるかもしれません。しかしながら、こうした性的同意を一回ずつ取ることによって、お互いにトラブルなく性的な行為を楽しむことができるのです。

もちろんこれは、カップル、夫婦といった間柄でも変わりません。お互いに深い信頼関係ができて、パートナー間独自のサインがあるなら問題ないですが、、そうでない場合は必ず言葉による確認を行いましょう

性的同意を取らないリスク

性的同意を得ずに性的な行為に及んでしまうと、両者の間に、深い亀裂が入る可能性があります。相手が性行為をする気がなかった場合、男女問わず、心に傷を負ってしまうでしょう。表面上は笑って許す人も多いかもしれませんが、内面では深い傷を負っている可能性が高いということを覚えておきましょう。

また、性的同意を得ずにセックスに及んだ場合は、強姦罪として訴えられる可能性もあります。悪質な場合は、懲役及び罰金刑を受けることも。

また「性的同意を得たつもりだった」としても、裁判でその主張を認められるとは限りません。

恐怖のあまり固まってしまい同意したように見えた場合や、早く終わらせたいからあえてうなづいた、というケースもあります。日本では不同意性交は、まだレイプだと認められないこともありますが、今後はより性行為に互いの同意が求められる世界になっていくでしょう。

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