自分が早漏ではないか、と気にしている男性は多いことと思いますが、逆に遅漏にも精神的な要因が関係している可能性もあります。女性を満足させるとためにも、セックスの時間は気になるもの。実際のセックスの平均時間とはどれほどなのでしょうか。
今回はセックスの時の平均挿入時間、時間に関係したセックスの注意点をご紹介します。
長すぎるセックスも嫌ですが、男性が早漏ですぐ終わってしまうのは、女性としては満足できないもの。おあずけを食らっているようで、余計に欲求不満になってしまいます。他人のセックスの平均時間はどのくらいなのでしょうか。
イギリスのアダルトグッズメーカーLoveHoneyが約4000名を対象に行なったアンケート調査によると、男女のセックスの平均時間はおよそ19分と判明しました。
内訳としては10分が前戯、9分が挿入時間とのこと。
また大手コンドームメーカー、デュレックス社が2万6000人を対象に行なった調査では、挿入時間21分以上が56%と最も高い割合となりました。
日本人男性の平均的な挿入時間を見てみると、1位:7~9分、2位:1~3分、3位:5~7分、4位:1分以下となっています。このランキングだけを見ても、世界平均と比べるとかなり早い感じはします。挿入時間は平均5分といったところ。
他の国の平均挿入時間はどれくらいなのかというと、イタリアは20分、中国が19分、アメリカが17分。世界のトップはナイジェリアで、その時間はなんと24分!
世界から見ても、日本人はかなり早漏気味という悲しい結果に。
男性の挿入平均時間が5分なのに対して、女性が望む挿入時間の平均は約15分だそうです。この結果からわかるように挿入時間が短くて不満を感じている女性は多いのかもしれません。
けれど女性の物足りなさの原因は、事前に十分に前戯をしていないからという可能性もあります。男性の皆さんは、挿入時間よりも前戯に時間をかけるといいかもしれません。
ちなみにNEWSポストセブンの「前戯(挿入まで)にどのくらい時間をかけてほしいですか?」アンケートによると、最も多い回答が「10~19分」という結果になりました。
参考:女性300人調査実施 ベッドで求める行為と時間の長さ判明女性がイクまでにかかる平均時間は、性的刺激を感じ始めてから20分以上と言われているので、挿入前にイク寸前くらい感じさせて欲しい女性が多いのでしょう。
一般的な挿入時間は先ほど述べたように5分程度。これが2分以内となると、早漏だと言えるでしょう。早漏で悩む人は意外と多く、およそ3人に1人だと言われています。
場合によっては、挿入までもたずに前戯の段階で射精してしまう人もいるようです。早漏の人が女性を満足させるためには、愛撫でたっぷりと快感を味わってもらい、満足感が高まったところで挿入するのがいいでしょう。
「もっとセックスの時間を楽しみたい!」「もっと気持ちよくなりたい!」そんな女性もいるででしょう。
そこでセックスの時間、挿入時間を長くする方法を紹介します。
早漏対策で1番大切なのは、イクタイミングを知るということ。彼氏が挿入中イキそうなったらピストン運動を止めましょう。可能であれば1回女性器から男性器を出してしまった方がいいでしょう。
イクタイミングやイキやすい体位を知ることである程度コントロールできるようになるでしょう。
イキそうになったら止めるというのも1つの対処法として使えるですが、これがなかなか難しいもの。試してみたけど、結局止められす彼氏がイってしまったことがある方も多いのでは?
そんなときはもうピストンしないのも1つの手。本当にゆっくり動くスローセックスをしたり、女性器の気持ち部分に当たるよう奥に挿入をし、我慢できなくなったらピストンで早く動くのもいいでしょう。
女性は早く動けば気持ちがいいものではありません。これだけでも十分気持ちよくなれるでしょう。
どうしても敏感で感じやすい男性もいるでしょう。そうした場合は、厚いコンドームを使いましょう。ベターですが効果はあります。男性も射精を無理して我慢するのはストレスが溜まってしまうので、道具に頼るのもいいでしょう。
セックスの時間をもっと長くしたいとき、挿入時間を長くするというのはなかなかできるものではありません。射精を我慢するのはどうしても限界があるからです。
ですからセックスを長く楽しみたいときは、前戯の時間を長くするのがいい方法です。挿入の時間にこだわるよりも、愛撫をたっぷりとすることで愛情を確かめ合いましょう。
ロマンチックなイチャイチャムードは壊れてしまうかもしれませんが、セックスの最中に会話をするのは効果的。
脳が興奮しすぎず、適度にリラックスした状態になれるんです。そのため早漏対策になります。エロい話よりも、日常会話に近い方が効果的です。
多くの女性は挿入時間に満足していないと書きましたが、だからといって長ければ良いのかと言えばそうではありません。長い時間の挿入は痛みを感じてしまうこともあります。
もちろん長時間の挿入を好む女性もいますが、挿入時間が長すぎることに、上記のようなデメリットを感じる女性もいます。中には「相手がなかなかイカないのは、自分の締まりが良くないからではないか?」と自信喪失してしまう女性も。
気持ちよくなって欲しい!と男性が頑張ってくれている姿に愛情を感じることは確かなのですが、挿入時間が長すぎるのも短すぎるのも問題なのです。
女性は、挿入時間よりも大切に感じていることがあります。それは心が満たされるということです。前戯や後戯にかけてくれる時間、またどれだけ自分のことを大切に愛情を持って抱いてくれているか、という部分で満足度が大きく変わります。
「イカせてくれないと満足できない!」という女性がいることは事実ですが、大多数の女性は身体で感じる快感よりも心が満たされること、心で感じるセックスを望んでいるのです。
女性は心で感じるセックスを望んでいます。女性の挿入時間に対する考え方は、イッたから終わり、イカせたから終わりという男性の考えとは大きく異なるのです。
早漏や遅漏を改善するのも1つの手ではありますが、挿入時間の長い短いにこだわるのではなく、ベッドに入る前から一緒に眠るまでの、トータルで気持ちがいいセックスを目指すことが、充実したカップルライフに繋がっていきます。