夫や彼氏がEDになると、接し方が分からないで困っている女性たちは多いのではないでしょうか。
EDとは勃起障害、勃起不全のことであり、多くの男性に起こりうる病気の一種です。夫や彼氏がEDであることは、夫婦・パートナーにとって大きな問題になります。もし結婚相手であるならば、EDなど性生活の不満を原因として離婚に至るケースもあります。
男性がEDになる原因はさまざまで、他の病気が原因の場合もあります。妻やパートナーとしての対処には注意すべきポイントがあるので、接し方には注意が必要です。今回は、夫がEDになった原因や対処法を説明します。
そもそも、EDになることは決して珍しくありません。1998年におこなわれた調査(白井將文「日本臨床60」)では、男性の4人に1人が充分な勃起ができず、時々セックスが出来ない「中等度ED」か、勃起しないため常にセックスができない「完全ED」です。
またバイエル薬品が2016年におこなった調査では、男性の17%が自身をEDであると考えていることがわかりました。自覚症状がある人で2割近くですが、EDであることを恥ずかしいと考える男性も多いため、その実態はもっと多いのではないかと言われています。
つまりEDは決して珍しい病気ではなく、多くの男性、そしてパートナーが直面する問題なのです。
EDの原因は、一般的に加齢が知られています。しかし、新婚の夫婦でも夫がEDになるパターンは存在しており、加齢以外にも精神的な要因や身体的な要因など、さまざまな理由でEDになりえます。
例えば、夫婦で子作りをする目的でセックスすることが夫のプレッシャーとなって、EDになってしまうケースも。また、アルツハイマー病・糖尿病・脳出血・脂質異常症・動脈硬化・脳外傷などが原因となるパターンもあります。
ED=加齢というイメージが強いため、EDになったことを隠したり恥ずかしがる男性も多いですが、実は若い男性にとっても深刻な悩みなのです。
では、夫がEDになった場合はどのような点を意識すればよいのでしょうか?
まず大事なことは、夫を苦しめるような言動を取らないようにすることで。例えば、妻が「EDになるなんて情けないわね」と夫に言ったら深く傷ついてしまう可能性が高いもの。
EDになったことで、男性が少なからずショックを受けている可能性があります。むしろEDになったパートナーに対して、愛情のあるフォローをしようという姿勢を持つことが大事でしょう。
EDの夫や彼氏とセックスする時、「今日こそは大丈夫では」と期待を掛けてしまっている女性もいるかもしれません。しかし、妻の期待は、夫にとってさらにプレッシャーになることも考えられます。前述した通り、EDは男性にとって精神的なものが要因になっているケースもあります。加齢など精神的な原因以外からEDになっているケースであっても、精神的なプレッシャーからEDが加速する可能性も。
夫が勃起するかどうかよりも、2人でリラックスしてセックスすることを大事にすると良いでしょう。
夫がEDであることが辛く、余裕を持って対応することが出来ない状態の女性達も少なくありません。あなたの辛い気持ちをケアしてみると良いでしょう。実は、女性にとってもEDは精神的な負担になることが知られています。
浜松第一クリニックが行った調査では、「夫・彼氏がEDである(あった)ことをどう思いますか?」という質問に対して、25.4%の回答者がネガティブであると回答。その理由は様々で、「自分に魅力がないのかと思う」といったものから、「他の女性やお店とかに行ってるんじゃないかと思ってしまう」という理由、そして「EDで落ち込んでいる男性をフォローできない」などの声があります。
男性が自信を失っていることと同時に、女性にとっての精神的な負担が大きくなることは一般的であると理解することが大切でしょう。
では、男女ともに精神的な負担を生んでしまうEDへの対処法は、なにがあるのでしょうか。最も重要な対処法は、病院に行って診察をうけることです。しかしここで立ちはだかるハードルは、男性が治療を拒否してしまう点です。
浜松第一クリニックの調査では、夫にED治療を頼んでも拒否された人が6割に昇るというデータがあります。男性にとって、EDであることはもちろん、それを他人に知られたり、病院で治療を受けることは「恥ずかしい」ことであるという意識は、まだまだ強いもの。
そこで大事なことは
という点です。男性側の問題にするのではなく、パートナーとしてともにEDに向き合っていく姿勢を見せることが大切です。
子供が欲しい方にとって、夫がEDなのは問題だと感じているかもしれません。ただ、セックス以外で子作りする方法はあります。子供ができれば、EDが夫婦間で重要な問題ではなくなってくる可能性もあるため、不妊治療や妊活などに関して、幅広く正しい情報を集めてみましょう。
「出来るだけ早く夫・彼氏のEDを改善に向かわせたい」と望んでいる女性たちは多いはず。ただ、そもそも男性自身がEDの治療をすることに対して、消極的な姿勢なのは珍しくありません。治療に後ろ向きな夫に対して、妻が悩むということもあるでしょう。
こうしたケースは決して珍しいものではないため、恥ずかしがらずお互いにしっかりと問題を話し合う姿勢が大切。パートナーとして、一緒に問題を乗り越えていき、2人の愛を一層育んでみてください。
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